ラスト3秒の衝撃『気になる嫁さん』
『気になる嫁さん』は1971年に放送されたドラマで、主演は石立鉄男さん相手役は榊原るみさんのホームコメディー(クレジットでは主演は榊原るみさん)
石立鉄男さん主演のドラマは当時大人気で、個人的には『奥様は18歳』(相手役は岡崎友紀さん)『パパと呼ばないで』(相手役ってか子役がチー坊こと杉田かおるさん)そしてこの『気になる嫁さん』が大好きでした。
でもなぜか『気になる嫁さん』だけ、ラストがどうだったか覚えていない。再放送を観た記憶もない。美しく可愛い榊原るみさんや、ばあやこと浦辺粂子さんの独特な口調はよく覚えているのに。で、Amazon プライムビデオで全話配信となったので懐かしく観始めました。
あらすじは、男3人女1人の4人姉兄弟とその父親(母親は他界)お手伝いさん(ばあや)が居るドタバタ一家の末っ子(大学生)が結婚することになり、その婚約者が榊原るみさん演じる『めぐみ』
ところが、婚約早々その末っ子がアメリカへ留学することになり、めぐみは一人でドタバタ一家と同居することになるところから物語は始まります。
50年前のドラマで今更ネタバレもクソもないですが、石立鉄男シリーズのドラマは『寅さん』と違って、恋が実るパターンも失恋パターンもあり、話の流れからなんとなくハッピーエンドを予想していました。どちらにしろどのドラマもほっこりして終わります。が、
40話ず〜っと笑いあり涙ありのホームドラマを楽しく観てきたのにラスト3秒に衝撃。なるほど、当時小学生の私には全く理解できなかったんでしょうね、記憶から消し去っていました。大人になった今見ると文彦(石立鉄男)の心情が痛いほど理解できるのですが。。。
ね、気になるでしょ?まさに気になる嫁さん。ちゃんと40話全部観てくださいね。でなきゃ分かりませんよ。
Amazon プライムビデオ
気になる嫁さん
余談ですが、当時『帰ってきたウルトラマン』でヒロインを演じていた榊原さんに恋心を抱いていた私ですが、彼女が中盤で突如宇宙人に殺されるってのも衝撃的でしたが、大人になってから『大人の事情』を知ることに。