映画『天然コケッコー』(2007年)雑感
寅さんが観られなくなったので、なんとなく観た映画『天然コケッコー』が結構面白かったので雑感を。出演は夏帆、岡田将生、夏川結衣、佐藤浩市ほか。
原作は くらもちふさこ の同名漫画、監督は山下敦弘、舞台は島根県の山村。小さな村にある小中合わせて数名の学校へ東京から転校生(岡田将生)が来るところから物語は始まります。
特に大きな展開やクライマックスがあるわけでもなく、田舎育ちの主人公そよ(夏帆)と都会育ちの大沢くん(岡田将生)の対比から不器用ながら徐々に惹かれ合ってくるふたり。そよの両親(夏川結衣、佐藤浩市)と大沢くんの母との微妙な関係。幽霊とそよ。郵便局員とそよ。それぞれがユーモラスで面白い。
親子で安心して観られる(ファーストキスシーンはあります)良い青春映画です(大人としてはそよのオヤジのその後が気になって仕方がない。あれ奥さんは気がついているんだと思う)
それにしても少女役時代の夏帆の作品に外れはないですね。無料期間が終わらない間に急げ!
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天然コケッコー