46回目の調律
ピアノはカワイ『K-35』塗装の艶も十分保っています。このころの塗装は現在のものとは違い非常に弱いので、奇跡的な美しさと言って良いと思います。 メタル類も美しい。 内部も綺麗。チューニングピンも全然錆びていません。 使用していなかったというわけでは無く、オーナーは幼稚園へ勤められてから定年退職されるまで、ずっと使っていらっしゃいました。 歴代の調律師により、これでもかと言うくらい調整されていますので、ビックリするくらい良い音が鳴ります。製造から50年が経過しようとしていますが、あと50年は余裕で使えそうですね。 ]]>