圧倒的存在感のヨーロピアン・ドーベルマン
先日お伺いしたお客様がヨーロピアンタイプ・ドーベルマンを飼われていたので、めったにお目にかかることがないヨーロピアンに厚かましくも触らせていただきました。そしてその圧倒的存在感に唖然。
世間的にあまり知られていませんが、ドーベルマンには2種類のタイプが有りまして、我が家のララのような日本で良く見かけるドーベルマンは、正式には「ドーベルマン・ピンシェル (またはピンシャー)」でアメリカン・タイプと呼ばれ、「ドーベルマン」と単称で呼ばれるのはヨーロピアン・タイプになります。
ヨーロピアン・タイプの方がより原種に近く、それをショードッグとして改良を加えたものがアメリカン・タイプになります。なので飼い犬としてはアメリカン・タイプの方が飼いやすく性格も穏やかに改良されているのですが、ヨーロピアン・タイプはより原種に近い為、家庭犬、愛玩犬と言うよりはワーキングドックとしての色合いが濃くなります。
実際に猟犬として働いているとのことですが(たぶん熊対策)、目の当たりにしたドベちゃんは優に60kgを超える巨体 (ちなみにララは30kg) 頭は私の頭とほぼ同じ大きさ。細長いアメリカンタイプと違い、どちらかというとロットワイラーやラブラドールのように丸くゴツい感じ。足も太く、盛り上がる筋肉、体も太い。アメリカン・タイプがライト級ボクサーならヨーロピアン・タイプはヘビー級レスラー。その迫力たるや相当なものです。
戦うために生まれてきた正真正銘のワーキングドッグ。本来なら他人に媚びるタイプの犬種ではないのですが、一目見たその優しく落ち着いた表情に思わず手を出したら熱烈大歓迎を受けてしまいました。仕事じゃない時はとても優しい目をしています。愛情豊かに訓練され育てられたワンコは大小犬種にかかわらず、決して人間を襲ったりしません。
か、かわいい。ゴールデンやラブラドールとはまた違った可愛さなんですよねドベは。心の中へ迎え入れてくれる感じ、認めてくれた感がタマランのです。
さて、我が家のオッチョコチョイですが、本日今年初シャンプーをしました。
ヨーロピアンの男の子に比べると、ちっちゃいちっちゃい。もう大型犬などと恥ずかしくて言えません。