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ハンマーブレ防止『リインフォースト・ハンマーシャンク』

2010年9月13日 0件のコメント
Piano & Work
KAWAI 調律日記

鍵盤を押さえる瞬間に指先へ神経を集中させてみてください。動き始める瞬間に細かい振動を指先に感じるときはハンマーにブレが発生している可能性があります。


ハンマーブレは、カラクリ部分(関節部分)の摩耗や気温湿度の変化による部品の変形等によって発生します。タッチや音色にバラツキが出るだけではなく、放っておくと、更に進んだ状態『ガタ(文字通りガタガタになる)』になったり、部品の割れの原因になりますので、担当調律師にご相談ください。

先日お伺いしたグランドピアノ(カワイ)のハンマーシャンクには、ブレ防止のリインフォースト・ハンマーシャンクという硬度が違う素材を組み合わせている構造になっていました(写真の矢印の部分)。

他の黒い部品はカーボンファイバー入りABS樹脂ですが、リインフォースト・ハンマーシャンクの黒い部分はシャンク材よりも硬めの木材を使っているようですね(違っていたらゴメンなさい)。シャンクローラーの部分まで来ているのでグッドアイデアかもしれませんね。

ちなみに『ブレ』の語源は英語の『Blur(ぼけ、よごす、ぼんやりさせる)』から来ているそうですね。

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