ドラレコ PORMIDO PRD80Cレビュー
購入した純正ルームミラー取替型ドラレコPORMIDO PRD80Cの使い勝手などをレビューします。
画像はこんな感じ(アンチグレアフィルムを貼った状態です)以前の中華製よりも驚くほど鮮やかで綺麗です。
逆光でもこんな感じ。
設定画面の文字も大きく使いやすい。ただSDカードフォーマットのボタンが探さないと出てこない。前回の中華製も同じでしたが、オートフォーマットじゃないので大丈夫なのは分かっていても念のために月に1回くらいフォーマットするようにしています。
まず感じたのは、フロントカメラ分離型なので、画面をドライバー側へむかることができるので非常に見やすくなり、ミラー型ドラレコの弱点の一つ、老眼にはありがたい。
撮影した映像もとても綺麗で、状況にもよりますがナンバープレートも十分確認できます。夜の映像も綺麗です。動画の映像はYouTubeでもたくさん上がっていますので、そちらを参考にしてください。
純正ミラー置き換え型で本体も軽く、重さでお辞儀することもなくなりました。
標準で駐車監視モード用のケーブル一式と64GBカードが付属しているのがありがたい。バッテリー保護設定も設定画面からできるので便利。
純正アドバンスルームミラーの半分の値段で、ドラレコ機能まで付いて純正よりも画質が良い。ここ数年の進化に驚かされます。大手メーカーと比べても遜色なくベンチャー企業も頑張っています。
気になった点を。
上の設定画面を見るとアンチグレアフィルムに反射している光が白く写っていますが、これがちょっと厄介。太陽の位置関係でこれが画面全体に広がって白くぼやけて見えてしまうことがあります。他のレビューを見ると画面が暗くて見え辛いという意見がありますが、モヤがかかったような状態で、暗いと言うか画像が白っぽくぼやけて確かに見え辛い。フィルム無しだと写り込みが気になってしまうので悩ましいところです。夜の後続車の位置によっては夜も光の反射が出てしまいます。ある程度ミラー型の宿命なのかもしれませんが、以前の中華製ではそれほど残念な感じじゃなかったことは確かです。(追記あり)
S660の場合、中央のリアウインドウ車内中央に設置すると、両端にガーニッシュのピラー部が映り込んでしまいます。カメラにズーム機能が付いているので少しだけズームすれば見えなくなるのですが、中華製の時は見えなかったので中華製カメラの広角性は眉唾だったことを知りました。その反面、広角のためにやや湾曲して見えるので慣れが必要かも。
それともう一つ、SDカードの取り出しは、ミラーの下部になるのですが、非常に取り出しにくいです。前回の中華製は上部からだったのですが、上部も取り出し辛い。サイドからにしてほしいな。
それと最後に、本体が大きいので、狭少のS660にはちょっとアンバランスな感じw
総合評価
9点(10点中)です。
< 2024.1.6追記 >
その後、次のような不都合が発生しました。
- 走行中に録画状態を示す赤点滅から黄色点滅になったままにり元に戻らず、その状態で画面をタップするとフリーズしてしまう
- SDカードをフォーマットしようとメニューをタップするとフリーズする
(1)の状態を回避するには衝撃感知レベルを『低い』に設定。S660のようなスポーツモデルの場合は硬い足回りのために、絶えず衝撃が加わった状態になってしまうのと、動画の解像度が高いために書き込みに時間を要してしまうようで、その間ずっと書き込み状態の黄色点滅になってしまうようです。
(2)どうやら付属のSDカードに問題があったようで、別のSDカードに交換後は正常に作動しております。
販売元へ問い合わせたところすぐに解決案を提示してくださいました。
それと、見辛かったアンチグレアシートは取り外しました。通常のミラーと違って角度が自由に変えられるので、角度調整で写り込みもほとんど気にならないことに気がつきました。