標準サイレントユニット取り外し
標準装備タイプのサイレントユニットの取り外しを行いました。
サイレントタイプピアノのタッチにずっと違和感を持ちながら使用していたが、20年ほど経過してユニットの故障で音が鳴らなくなったことを期に取り外しを決意したとのこと。
後付けタイプのユニットの取り外しは何度か経験あるのですが、標準仕様タイプの取り外しは初めて。
このタイプの場合、マフラー機構は無いので、取り外すと弱音することはできなくなってしまうことを納得していただいての取り外しとなりました。
ストップバーの取り外しは、カワイの消音ピアノANYTIMEシリーズの場合、写真の小さなネジを数箇所取り外すだけでした。またダンパーストップレールとハンマーストップバーと別になっていたので問題ありません。
取り外した後は、タッチ違和感の最大の原因、5〜6mmあるレットオフを適正寸法2〜3mmへ戻し、全体的に調整して完成。
弾いていただいて『全然ちゃう!!!』頂きました。