アイボリー色(アクリル製)白鍵
一部の廉価版を除き、国産ピアノのほとんどが白鍵に人工象牙を採用するようになりました。天然象牙のようなややクリーム色がかった色合いになっています。
従来の純白の白鍵と違ってライトの反射などの眩しさが軽減されると好評ですが高価なのが玉に瑕。
そこで最近発売されたアクリル製のアイボリー色(象牙色)を注文してみました。
向かって左がアイボリー色、右が従来の純白色。
ややクリーム色になっていることがわかります。蛍光灯が反射して写っていますが、目への刺激もアイボリー色の方が明らかに優しいです。素材は従来と同じアクリル製なので、爪当たりなどの弾き心地は従来のアクリル鍵盤と同じだと思います。象牙鍵盤と違い100年経過しても色合いは変わりません。価格は純白ものより少し高いですが、人工象牙や天然象牙よりはるかに安いです。
鍵盤割れなどで交換が必要な場合、選択肢の一つになると思いますのでご希望の方は担当調律師まで。