見ごたえある並行時空ドラマ『カイロス』

KAIROS（邦題：カイロス～運命を変える１分～）は2020年に制作された韓国のテレビドラマで、主演はシン・ソンロク、イ・セヨン。以前にご紹介したアメドラ『フリンジ』台湾ドラマ『時をかける愛』もそうですが、個人的には単なるミステリー要素だけでなくSF要素を絡めてくるドラマが飽きずに観れて好きです。

あらすじ
ユジュン建設の理事であるキム・ソジンは、会社のチャリティ公演の日、会場で娘ダビンを誘拐されてしまう。警察の捜査もむなしく手がかりすら発見されない日々が続いていた。
一方、母の手術費用のためにアルバイトを掛け持ちするハン・エリは、ある日携帯電話を失くしてしまう。拾った人がいるかもしれないと電話をかけてみたが、出たのは誘拐犯からの電話を待っていたソジンだった。ソジンはかけ間違いだと伝え、ダビンの失踪チラシの画像を送る。
チラシを見たエリはダビンを見かけたことを思い出しソジンに連絡する。話がかみ合わない2人だったが、やがてソジンは1ヶ月先、エリは1ヶ月前の時を生きていると分かる。

リアルな殺人シーンなどがありますので、小さな子供さんと観ることはおすすめしませんが、最後まで飽きさせない展開はさすがです。特有のパラドクスはやはりありますが、そこは深く考えずに謎解きに集中すればかなり楽しめるミステリー・サスペンスになっています。おすすめです。

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カイロス～運命を変える１分～(字幕版)