村治佳織&奏一 コンサート神戸
村治佳織&奏一 ギターデュオコンサートを聴きに神戸松方ホールへ行ってきました。
ちょうど当日の朝にテレビ朝日『題名のない音楽会』で姉弟お二人が出演されていたこともあり番組を見ていたのですが、お二人それぞれギターの音色の違いが、放送で聴くのと生で聴くのとでは情報量が桁違いでした。
MCの中で『朝のホテルでゆっくりと番組を観るつもりでいたのに、関西での放送は早朝6時からだったので見逃してしまいました』はちょっと生活感が垣間見えてホッコリしました。関東での放送は午前10時からなんですね。
プログラムは『アルハンブラ宮殿の思い出(デュオバージョン)』から始まり、アンコールでは村治佳織が弾く世界一美しい『カヴァティーナ』のデュオバージョンまで、古典から映画音楽と幅広い内容で、特にプロが弾く『禁じられた遊び』それと奈良薬師寺にインスピレーションを受けて村治佳織自身が作曲した『薬師寺ファンタジア』などが印象に残りました。『禁じられた遊び』ってピアノで例えるなら『エリーゼのために』?誰でも知っている弾けるけど、なかなかコンサートでは聴けませんよね。やはりプロの演奏は凄かった。
アコースティック楽器の女王がピアノならば、ギターは民族楽器界のキングだと思うのです。
会館横のエルヴィス・プレスリー像もマスク着用。