譜面受けをスエードでラッピング
譜面受け部分の傷や塗装剥がれは比較的多い修理なのですが、材質が金属製の場合、専用の修理工場にて、一旦塗装を全部剥がして、下地から塗装し直し修理となりますので、費用が数万円と高額になり、お預かり期間も5〜7日程度と長くなってしまうのがネック。
クロスを剥がしてから、エクセーヌというスエード調の人口皮革で全体をラッピング。
取り付け。
これだと費用も数千円と塗装の10分の1ほどで済みますし、修理期間も1〜2日ほどで終わります。
手前の山の部分まで覆いますので、演奏中に譜面がめくれることが少なくなる意外なメリットもあったりします。