映画『マチネの終わりに』観ました
ギター好きの私が公開当時から気になっていた、福山雅治さんがクラシックギタリスト役で話題になった映画『マチネの終わりに』がアマゾンプライムビデオに出ていましたので観てみました。
全編に渡り美しいクラシックギターの音色が流れ、美しい海外の風景ともよくマッチしてそれだけでも楽しめました。ストーリーは『すれ違いモノ』の大人のラブストーリーで、冒頭に『現在』のシーンから始まり、そこから過去へ戻り現在までの流れをゆっくり描いていきます。
映画に関して素人な私には、場面転換が唐突な部分はあったものの十分楽しめました(一緒に観ていた妻は、すれ違いのエピソードで怒り心頭でしたが、ラストシーンでは泣いていました)が、音楽の演出には少し気になった点も。
前途のようにクラシックギターの名曲が使われ、コンサートの演奏シーンでの運指を見ると現場では実際に弾いていることもよく解ります。もちろん音源はプロによるものなのですが、古谷一行さんまでも簡単な曲とはいえ正しい運指で弾いているようなので、これには脱帽しました。
が、これが仇となってしまい、ラストの重要な演奏シーン(アンコール)でいきなり演奏クオリティが落ちてしまいます。気持ちはわかるのですが、そこもプロに任せて良かったのではないか。とちょっと思ってしまいました。
Amazon プライム・ビデオ
マチネの終わりに