ショパンの『別れの曲』つながりで、映画『さびしんぼう』を観た。たぶん30年近くぶりだと思うのですが、若い頃に観た感想とはかなり印象が違って見えました。

いわゆる尾道三部作と呼ばれる大林監督の『転校生』『時をかける少女』と『さびしんぼう』

私の中での『さびしんぼう』の印象は薄かったのですが、50歳を超えて改めて観ると、なんのなんのかなり良い作品でちょっとびっくり。今回改めて観て三部作の中では一番好きかもしれません。

船の上でのシーン、オルゴールを渡すシーンは美しく、セリフ一つ一つ良い。後半からラストへの流れは、それまでのドタバタコメディを忘れさせ、黒澤明をも唸らせる出来栄え。

ラストに弾いている『別れの曲』は指使いも正しく見えますので、現場で富田靖子さんは実際に弾いていらっしゃるんでしょうね。

切ない幕切れかなと思わせておいてハッピーエンドなのも良い。そして必ず最後に流れる歌も聴いてくださいね。一度聴いたらもう『別れの曲』を聴くと自動的に歌詞が頭の中を流れるようになるほど強烈な印象で残りますから😁

古い作品で、一部ちょっと地上波では放送しづらい部分もあるのかもしれませんので、観たことがない方はぜひこの機会にぜひ。

それにしても若き富田靖子さんは可愛いらしく、現在出演されているドラマでも全く変わってなくて驚きます。

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さびしんぼう