邦画は面白くなくなったと言われるけれど
果たしてそうなんだろうか。もちろんハリウッド映画などは抜群に面白いのですが、私はもっぱら邦画派です。昨日見た2本も面白かったです。
1本目はは2015年制作の『しゃぼん玉』(監督:東信児 主演:林遣都、市原悦子、藤井美菜)
ストーリーは老人や女性を狙った強盗犯(林遣都)が、たまたま逃げ込んだ田舎での出会いを通して、次第に心が変わっていくという典型的なヒューマンストーリー。結末など早い段階でわかっていても、それでも市原悦子さん圧巻の演技に涙せずにいられない。市原悦子さんは本作品が事実上の遺作になります。
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しゃぼん玉
2本目は2010年制作『蛇のひと』(監督:森淳一 主演:永作博美、西島秀俊)第2回WOWOWシナリオ大賞を受賞した作品だけあって、練りに練られた台詞、行間が観る者をうならせる。
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蛇のひと
誤解を恐れずに言うなら、どちらの作品も日本人にしか理解できない部分も多いです。『蛇のひと』は解らん人には全然解らないと思います。
邦画の魅力ってか、私は他人の人生の一部を覗き見みたいな作品が好きで、もちろん洋画にもそう言う作品もあるのですが、やはり文化の違いっていうか、本当の深層までは理解できない部分ってあるんじゃないかな。表面上のドンパチ(色んな意味での)は楽しいけど、字幕や吹き替えではどうしても。。。