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アクションのリファイン

2017年2月13日 0件のコメント
Piano & Work
修理

アップライトピアノアクションのリファインをご依頼いただきました。

このピアノはアクションに樹脂製のパーツが多く使用されています。樹脂製パーツは湿度や温度の変化に対し、木材のような膨張収縮を起こさないので、ピアノのタッチが安定するという長所を持つ反面、吸湿性が無いことにより結露が発生してブッシングクロスが多くの水分を吸ってしまうという欠点があります。

ご依頼のピアノは、最終調律から10年ほど経過してしまっていて、半分以上のハンマーがブッシングクロスの膨張により動き辛くなっている状態(スティック)、しかもセンターピンのカットが非常に荒い個体でしたので、センターピンを交換させていただくことにしました。

樹脂製パーツ使用のアクションも。現在では対策もされてスティックの発生は最小限になっているものの、結露にはやはり注意が必要です。

ハンマーフェルトも表面の古い部分を削って新しい面を露出(ファイリング)させスッキリ。

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