Brodmann Piano(ブロードマン・ピアノ)
<!–[CDATA[珍しいピアノメーカー紹介第2弾は『Brodmann Piano(ブロードマン・ピアノ)』
このメーカーのことはあまり詳しくないのでちょっと調べてみました。
1805年創業の『ヨゼフ・ブロードマン オルガン・ピアノ製作所』のピアノはベートーヴェンやウェーバーも愛用したと言われています。
当時の製作所には若き日のイグナツ・ベーゼンドルファー(Ignatz Bösendorfer)が在籍しており、後の1828年に独立して立ち上げた会社が言わずと知れた『ベーゼンドルファー(Bösendorfer)』というわけ。 その後ベーゼンドルファーは世界的ピアノメーカーへと成長していくわけですが、2000年頃に廉価版ベーゼンとしてBrodmannブランドのピアノを出そうとしたらしい。結局その計画はボツったらしいのですが、その過程でボールドマンピアノ社が出来たらしいです。
ボールドマンピアノの製造にはベーゼンドルファーの元職人が関わっているようですが、当の『ヨゼフ・ブロードマン オルガン・ピアノ製作所』は1世紀以上前にピアノ製造を止めておりますので、現在の『Brodmann Pianos』と昔の『ヨゼフ・ブロードマン オルガン・ピアノ製作所』は全くの別の会社ということになっているようです。
現在は、先日ご紹介したペレツィーナ・ピアノ同様に中国資本の元、中国で製造されているようです。 余談ですが、ベーゼンドルファーが一時期手掛けていたオーディオ部門をベーゼンドルファーがヤマハ傘下に入った時に引き継いで販売いるようで、どちらかと言うとそちらがメインのようですね。
参照記事 趣味としてのピアノ(その14)[ベーゼン・ヤマハ]
Bösendorfer スピーカーの現在/clmemo@aka
Brodmann Vienna]]>