アメリカ合衆国デラウェア州ウィルミントンに住むマイケル・アーノルドさんは子供の頃に2年間ピアノを習いました。3年前の誕生日に妻と子どもたちからピアノのレッスンのプレゼントを受け取りました。『隣の部屋で10歳の子供がはるかに優れたレッスンを受けているのは屈辱的でも有りました』とアーノルド(53歳)は言います。 『仕事と家庭での生活の中でレッスン時間を確保することは非常に難しい事がありますが、それは非常に治療的で1日の終りに大きな安息を与えてくれます』
楽器を演奏するということに、仕事での不安やストレスを和らげてくれる効果が有るのかもしれませんね。私自身も若い頃にやっていたバンド活動は、仕事の事を忘れさせてくれ、心のバランスを保つことに少なからず作用していたと思います。
アーノルドは大人のピアノブームの中の一人です。ピアノを弾くことは、単に音楽を楽しむだけではなく、彼らの心を維持し認知症の確率を減らしながら知力を向上させるという意図があります。 デラウェア州の音楽学校の学生ライク・アーノルドさん(71歳)は言います。『音楽のレッスンは私が定年後に習っているフランス語のレッスンのように心をシャープに保つ事にに役立ちます』『どちらもアクティブな追求が伴い、新しいスキルを習得できます』 音楽学校では夜間に50歳以上のクラスを提供しています。『引退した高齢者から多くのの問い合わせがあります。彼らは多くの時間を持っておりピアノを追求したいのです』『それはアクティブな心を保つために良い方法です』と音楽学校のマシュー・スミスさんは言います。 その理論を科学的証拠がサポートします。 心理学フロンティアに2013年に発表された研究で、60歳から85歳を対象にした高齢者のピアノレッスンは、物理運動、コンピューター教室、絵画教室など、他の活動よりも管理能力、心の制御抑制、注意の分散、ビジュアルスキャニング(視覚からの情報読み取り機能)や運動能力テストにおいて有意な改善を有し、他のグループよりも生活の質の向上を報告しています。 『我々の結果は、ピアノを演奏し、音楽を読むことを学ぶことは認知的予備力を促進し、主観的幸福を改善するための高齢者に有意義であることを示唆している』と著者は書いている。 アルツハイマー病の国際ジャーナルで2014年に発表された研究では、双子の兄弟において人生の後半で楽器を演奏していない方よりも認知症発生を64パーセントに抑えられる事を発見したスウェーデンの研究を引用しています。
日本でも介護老人施設などへのピアノ納品も増えているようで、私自身も施設へ調律に行く機会が増えていますね。聞くとやはりリハビリなどに活用しているとのこと。 記事は最後にシンディー・コーエンさん(56歳)の言葉で締めくくっています。 “As a child, I cried about piano lessons,” she says. “As an adult, I laugh. It’s complete fun playing a beautiful instrument solely for my own pleasure.” 参照記事 Enlighten Me: More adults learn piano to fine tune their minds]]>