嫌がる子供にレッスンを強制する価値はあるのか?
こちらの記事『Is it worth forcing piano lessons on a kid who hates them?』を読んで。
レッスンについての悩みで、よく私達調律師にも相談されることが多い事柄ですよね。昔と違い『泣きながらレッスン』ってな事は少なくなったようですが、それでも嫌々練習しているという話はよく聞きます。
そんな時私はこのように言っています。
『嫌な時は何をやっても身に付かないので練習しても無駄です。とは言え、何も練習しないというわけにも行かないので、間違えずに3回(1回でも可)弾けたら終わりというゲーム性を持たせては如何でしょうか』
そして最も大事なことは、必ず聴いてあげること。そして上手く弾けたなら褒めてあげること。
『練習しないなら辞めなさい』はタブーです。
以前にも書いた(記事は消えてしまっているようです)と思うのですが、子どもたちにとって毎週会うピアノの先生は『最も長期に渡り接する他人の大人』であり、ピアノ教室は『大人の他人と1対1で会話する、将来決して無駄にならないレッスンとなり得る場所』なのですから。その上『ピアノが弾けるようになるという特典(おまけ)付き』なのですよ奥様。
参照記事
Is it worth forcing piano lessons on a kid who hates them?