ドライブレコーダー COWON AUTO CAPSULE AQ2 レビュー(その2)
昨日の続きです。今の所不都合などはないですけど、何とかならないか的なことはありますので、そのあたりも少々。
衝撃センサーは絶妙で、コツンと当たった程度では全然反応しない最新型中国製よりも遥かに信頼性があります。また駐車中のモーションセンサーもかなり優秀で、車内を覗き込む不審者の姿もちゃんと記録されています。ただ駐車中にセンサーが働いても『記録しました』などのアナウンスはありません(レコタッチはあった)。これは走行中と駐車中の判断が、レコタッチがエンジン停止でAcc電源が切れることによりハッキリ判断しているのに対し、AQ2はGPSからの情報やバッテリー電圧の変化(?)から判断してるから、渋滞などでエンジンのオンオフにかかわらず長時間停車している場合でも駐車監視モードに切り替わったりするので(時間設定可能)、そのあたりが曖昧なことに起因するのだと思います。まぁ配線が楽ちんだったり記録容量の節約ってメリットもありますので一長一短ですね。
<追記>
スーパーの駐車場などの場合、前を通る車や両サイドへ駐車する車にモーションセンサーがいちいち反応して結構な量のファイルになります。
で、肝心の映像の方ですが、少し古い機種なので先日購入して返品した最新型(中国製)の画質に比べてしまうと、十分実用的ではあるものの正直劣ります。これくらい車間距離が空いてしまうと、スクリーンショットでも前走車のナンバーは確認できません。対向車線で右折待ちしている車のナンバーははっきり確認できますが(一部にモザイクかけています)、当て逃げなどの場合、状況にっよってはナンバー確認難しいかもですね(動画上げるの面倒なのでスクショで)もっとも返品した最新型ドラレコの映像を観ると、画像が綺麗な場合でも動いている車のナンバー確認は、ある程度近づかないと読み取れないんですよね。AQ2でももう少し近づけば十分読み取れます。公式ページや YouTubeでのデモ画像を見ると綺麗なので、ひょっとしたら画質が少し落ちるのは再生ソフトによるものかもしれません(後述)
さて、期待した WiFi を使っての管理。専用のアプリは iOS、Android ともに用意されており、ドラレコ本体のボタンを2度押しして WiFi モードにして端末からアクセスします。
ライブ映像も受信できますので、リアカメラ映像を映すとバックカメラ代わりになる(2画面表示可能)と期待したのですが、映像は動画チャット的なカクカクした感じ。それ以上に一定時間が経過すると WiFi モードが解除されてしまう仕様(時間の設定可能)なのでそういう使い方は難しいですね。
残念なのが、端末からiOSに限って言えば、受信した動画をアプリ内に保存することは可能ですが、写真Appへの保存ができない。YouTubeなどへアップロードも出来ない(アンドロイド端末は可能)。動画を残そうと思うと結局は SDカードをパソコンに繋いでということになりますが、そこでもマカーには優しくないです。(AQ2 2CHには32GBのmicroSDカード(アダプター付属)が2枚付属。最大128GBまで対応)
動画再生ソフトのPCマネージャーは、Windows用しか用意されておらず。Macユーザーは Finder から取り込まなければならないのですが、これがまたチョット残念。
どこに何があるかさっぱりわからない。日時がファイルの名前になっているのですが、大量になると探すのは一苦労。
それに更なる仕打ちがマカーには待っていて、動画mp4が QuickTime では画面真っ黒で観ることが出来ない。VLCなど、他の動画再生ソフトを使って見ることになります。。。前途の画質が少し落ちる問題はこれが原因かもしれません。Windowsを持っていないので判断できません。
いろいろ残念な点もあるものの、結局ドライブレコーダーってレビューなどを見ると国産品も含めていろいろ残念な点はあるようで。肝心なのは信頼性。肝心なときに撮れて無かったという事だけは避けたい。AQ2は長く販売されているので信頼性はあるものと期待します。