調律師の日記(2009.6.15)『2Fへ納品』
晴れ・梅雨はどこへやら。午前中はピアノを2Fへ納品ご希望のお宅へ下見に行きました。
2F納品は、階段を使って上げる場合とクレーンを使用する場合とありますが、運送屋さんによると階段は危険が伴いますのでなるべくクレーンを使う様です。そこで問題になるのがクレーン付きトラックが家の前に止める事が出来るか、道路に面してピアノを搬入出来る様な窓があるかどうかが鍵になります。道路側にベランダ等の掃き出しの窓があれば一番良いのですが、腰高窓でも1.8m幅の窓があれば(グランドピアノでも)何とか入ります。ピアノの運送はなるべく専門業者に依頼しましょう。運送後の調律もお忘れなく。
午後からはカワイのUS50を調律。昭和59年の納品以来、一度も欠かす事無く毎年調律メンテナンスをしていただいています。お嬢様もすっかり成人され、幼稚園の先生として毎日奮闘されています。ピアノはベストの状態に保たれていますので園のピアノだけではなく、家のピアノも弾いてあげてくださいね。