ピアノを習うことが大人になってからの最高の決断
ピアノを習うことが大人になってから下した最高の決断(Why Learning Piano Is the Best Decision I’ve Made in Adulthood)という海外の投稿記事のご紹介。
筆者は子供の頃にピアノを習ったものの大人になるにつれて辞めてしまったよくあるパターン。
いつか再開したいと思いつつも
・時間がない
・お金がない
・ピアノを持っていない
とこれまたよくある理由。
1年かけてじっくり考え決断、地元のピアノの先生へメールしてレッスンを再開したそうな。
レッスン再開1年半が経ち、大人になってからした決断の中で、これが最高の決断の1つだったと自信を持って言えます。その理由は次のとおりですと語ります。
1. 創造的な表現の場を取り戻した
音楽制作にはカタルシスがあります。楽器を演奏する人なら共感できるでしょう。ビジュアルアーティスト、作家、ミュージシャンとして活動する中で、それぞれの表現方法から得られる満足感が異なることに気づきました。音楽は特に、私の魂の一部を取り戻す手助けをしてくれました。
2. セルフケアに時間を割くようになった
毎週レッスンを受けることで責任感が生まれます。ピアノの生徒として、毎週上達するために自分自身と先生に約束しているので、毎日少なくとも30分は練習しています。大学時代には、レッスンがないと全く弾かなくなることがよくありました。多くの場合、私たちの優先事項リストから最初に削除されるのは喜びをもたらすものです。趣味や情熱を持ち続けることがいかに重要か、日々学んでいます。これらは人生に彩りを与えてくれるものです。家事は後回しにしても構いません。
3. 新たな充実感を発見した
私はキャリア志向で、仕事から深い達成感を得ています。しかし、自分の幸せや充実感を雇用主に委ねることは、フラストレーションの原因になり得ます。望む給料や評価を常に得られるわけではなく、適切なタイミングで昇進できるとも限りません。どんなに仕事が好きでも、時にはフラストレーションを感じることは避けられません。ピアノを習うことで、オフィス以外でも充実感や達成感を得ることができます。毎日練習し、毎週レッスンを受けることで、確実に上達しています。今では上級レベルの演奏に挑戦しており、楽譜を読むのもこれまで以上に楽になりました。新しいピアノ曲に取り組むことで、オフィスで感じるフラストレーションが小さく思えるようになりました。
4. 伝承できるスキルを磨いている
妊娠中にピアノを弾いていたことで、昔の情熱を再び追求できたことを誇りに思っています。我が子がバッハやベートーヴェン、チャイコフスキーの音楽に親しむことができて嬉しいです。巣作りの一環として、夫と私はほとんど使っていなかったピアノを自宅用に購入しました。息子が生まれたときにピアノを用意し、いつでも音楽に触れられる環境を整えることが私にとって重要でした。息子が音楽の道に進むかどうかは別として、情熱を追求する大切さを示せたことを誇りに思います。
最後にこうアドバイスしてくれています。
誰もが楽器演奏に興味があるわけではありませんが、大人になって忘れてしまった趣味や情熱を持っている人は多いです。「…に戻れたらいいのに」「…する時間があればいいのに」と思うことがある人へのアドバイスは、時間を作ることです。ただ楽しむために何かをしてください。すべてが副業である必要はありません。たまには自分を優先し、自分の不安に立ち向かいましょう。喜びをもたらすものを見つけ、それを恐れずに追求してください。人生を彩りで満たしましょう。
参照記事
Why Learning Piano Is the Best Decision I’ve Made in Adulthood