ラフマニノフ最後の愛弟子99歳
ペンシルバニア州在住のラフマニノフの最後のピアノ生徒 Ruth Slenczynska(ルース・スレンチェンスカ)さんは現在 99 歳。2022年に最後のアルバムをリリース。2023年まで現役で活動した後に引退されました。
3歳よりピアノを始め、父親から1日9時間ピアノの練習を強いられたと彼女は語ります。
1931年にベルリンでコンサートを行った時は6歳、パリでフルオーケストラと共演した時は7歳でした。当時のメディアはモーツァルト以来の神童として宣伝。
9歳のときにロサンゼルスで肘の怪我でコンサートができなくなったラフマニノフの代役を務めた後、ラフマニノフを訪ねる招待状を受け取ったという。
ラフマニノフを訪ねた時のことをはっきりと覚えていて、部屋に近づくにつれて聞こえてくる演奏がとてもゆっくりで『この生徒はあまり上手じゃ無いな』と思ったそうです。ところがドアベルを押すと演奏が止まって出てきたのがラフマニノフだったそうです。
記事内に書かれていますが、ラフマニノフって1日17時間練習してたんですね。
リンク先のニュース内で2023年の彼女の演奏を聴くことができます。
参照記事
Rachmaninoff’s last living piano student lives in Pa. She’s 99.