調律師とアナリーゼ
アナリーゼ?
やりますよ。演奏曲目が解っているコンサートの調律前にはね。
音が変わるかって?
ん〜どうでしょう?。っていうか、私の場合、ほとんど趣味ですから、頭に『なんちゃって』が付きますけどね 😆
アナリーゼ(楽曲分析)とは、その音楽がどう組み立てられているか調べる事。一般的に楽曲がどう作られているか知る学問である。作品の構造を調べ、作曲の背景、曲の精神を理解する作業。
メーカーに勤めていた頃と違って、現在のような弱小個人事務所では、専属コンサートホール等ありませんので、コンサート調律の機会も少なくなってしまいましたが、それでも単発でご依頼頂いた時は、作曲家や作品の資料集めから始めます。これがまた楽しい。そしてなによりもモチベーション上がります。
余談ですが、昔、3DCGで旧車等をモデリングして遊んでいた事があったのですが(こんなのとか、賞等をいただいたりした事も)、その時も、モデリングを始める前に、その車のメーカーの歴史、車種の歴史やコンセプト等を調べてから制作に入っていました。作品の仕上がりに影響が有ったかどうか解りませんが、結局、好きなんですよね。こういうの。
ただね。一つ問題があるんです。それはね。