やっぱりビッグバンドはイイね
現在、放送中の朝ドラ『ブギウギ』を楽しく観ています。このドラマは、歌手の笠置シヅ子さん(1914〜1985)の生涯をもとにしており、笠置シヅ子がモデルの福来スズ子は趣里さん、作曲家の服部良一さんがモデルの羽鳥善一を草彅剛さん、歌手の淡谷のり子さんがモデルの茨田りつ子を菊地凛子さんが演じています。笠置シヅ子さんはご存命の頃も知っている世代であり、趣里さんが我が永遠の憧れ元キャンディーズの伊藤蘭さん(私はミキちゃん派)の娘さんであることを除いても、音楽が豊富で非常に面白いドラマに仕上がっています。
笠置シヅ子さんの代表曲である『東京ブギウギ』は、多くのアーティストによってカバーされていますが、趣里さんが歌うバージョンは、笠置さんのスタイルを忠実に再現しており、非常に見応えがあります。テンポや編曲も、オリジナルの良さを損なうことなく、現代の聴衆にも親しみやすいように絶妙にアレンジされています。
笠置シヅ子バージョン(YouTubeへのリンク)
福来スズ子(趣里)バージョン(YouTubeへのリンク)
笠置シヅ子さんをテレビで見ていた私の世代でも、私たちが知っているのは歌番組の審査員やCMなどでの活動が主だと思います。私も同様で、実際の歌を聴く機会はドラマで初めてでした。『ラッパと娘』を一度聴くと、その不思議な曲調が頭の中でぐるぐると流れ続け、印象深いものとなりますね。ドラマを通じて彼女の音楽に触れ、新たな発見があるのは楽しい経験です。
『ラッパと娘』(YouTubeへのリンク)
これらの楽曲は配信されていますのでぜひオーディオ機器で聴いてください。完成度高いことがわかります。