エントリは消えてしまいましたが、以前、私が中学生の時にクラシックの世界にのめり込むきっかけになったアーティストで作曲家のルロイ・アンダーソンやストラビンスキーの事を書いた事が有りましたが、それはもっぱらオケの事でピアノには殆ど興味が有りませんでした。そんな私が、ある男の演奏を聴いてピアノの世界に魅了されてしまいました。その男とは….


いまにも自殺してしまいそうな雰囲気を漂わせたこの男の名前は『Bill Evans(ビル・エヴァンス)』。ジャズピアニスト。

独特の演奏スタイルから発せられるメロディーは、恐ろしいほど美しい。本当のジャズファンから見ると賛否が分かれるらしいのですが、クラシック馬鹿高校生の私から見るとドビュッシーを彷彿させるようなハーモニーに魅かれたのかもしれません。

↓代表的な1曲を自身の演奏で(YouTube動画)
Bill Evans – Waltz For Debby

↓もう1曲。名曲中の名曲。そして名演奏。ただただ美しい。
Bill Evans-My Foolish Heart

ね?クラシックファンにも納得頂ける演奏でしょう。古いジャズ演奏にありがちな荒いピアノの音ではなく完璧に調律された美しいピアノの音色。彼のストイックさがひしひしと感じられます。

意外でした?もっとホロビッツやポリーニ好きだと思ってました?私の場合、クラシックピアノを聴き出したのは、むしろ、調律師になってからです。なので、私はちょっと変態調律師かもしれません 😆

で、彼(ビル)が、どのような人生を歩んだか。

そこはやはり、自殺こそしませんでしたが、薬物による内臓疾患のため51歳という若さで亡くなっています。

ビル・エバンス・トリオ - Waltz for Debby ビル・エバンス・トリオ – Waltz for Debby