ソルフェージュって何ですか?
とお客さまに聞かれました。音楽教室の募集チラシなどによく書かれている『ソルフェージュ指導します』これ、レッスン用語なので専門外ですが、他に時々聞かれる『楽典』や『リトミック』との違いなど、超簡単に解説します。
ソルフェージュ(仏:Solfège)とは楽譜を読むことを中心とした基礎訓練のことで、例えば野球なら素振りやノック、走塁訓練、いやもっと前段階のランニングや腕立て伏せでしょうか?楽器だけではなく、声楽など含め楽譜を読んで演奏したり歌ったりする訓練になります。ある程度理解力がある年齢が対象になります。たぶん。
リトミック(仏:Rythmique)は、音楽に合わせて歌ったり手を叩いてリズムを取ったり、リズムを中心にした主に幼児向けのレッスンで、音楽に触れさせる情操教育的なレッスンになります。
楽典(英:Musical Grammar)は、英語の『グラマー』が指すように音楽の『文法』を学ぶレッスンで、演奏など音楽活動に関する基礎知識となります。