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弱音時に最高音部が濁る

2021年3月23日 2件のコメント
Piano & Work
ピアノ豆知識

アップライトピアノのマフラーペダル(弱音ペダル)使用時に最高音部が濁る(他の音が混じる)現象を解説します。

マフラーペダルをセットすると、ピアノ線とハンマーの間にフェルトが降りてきて、そのフェルトを挟んで打弦することにより弱音効果が得られます。

セット前
セット後

セット後はフェルトを挟んで打弦するので、当然マフラーフェルトは打弦により前後に振れます。

セット前の画像を見ていただくとお分かりいただけると思いますが、弦振動を止めるダンパーが、最高音部にはありません。

したがってマフラーフェルトが打弦していない弦にも触れてしまうことがあり、微かに音が鳴ってしまう現象が最高音部で起こることがあります。中低音部でもダンパーペダルを踏んでいる状態なら発生することが稀にあります。

マフラーフェルト位置の調整により気にならないレベルまで軽減させることは可能なのですが、完全に無くすことは構造上難しいです。

どうしても気になるという場合は、マフラーフェルトを1音ごと短冊状にカットされた製品も販売されていますので、そちらをご購入を検討されるのも良いかもしれません。

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“弱音時に最高音部が濁る” に関する コメント2

  1. SAVERIO SALERNO says:
    2021年3月25日 at 10:05 PM
    返信

    Ottimo post..complimenti

    1. kouboupiano says:
      2021年3月26日 at 7:05 AM
      返信

      Grazie mille

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