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耳の錯覚

2020年10月23日 1件のコメント
Music & Art

目(視覚)の錯覚と同じように耳(聴覚)にも錯覚があることをご存知でしょうか。聴覚の錯覚のことを『錯聴(Auditory illusion)』と呼び、有名な錯聴を2つほどご紹介と調律に関しての雑感。

トライトーン・パラドックス(三和音パラドックス)
連続して鳴る2つの音の2音目の音程は1音目より上の音か下の音か。人によって違って聞こえるというもの。

シェパード・トーン(無限音階)
下の動画を再生し終わったらすぐにもう一度再生してみてください。あら不思議。

話は変わって。

時々お客様に『この音だけ高くないですか?』とか『低くないですか?』と聞かれたものの全然狂っていなかったり(最初の頃は平均律と純正律の違いで起こる差などと解釈していましたが、それだけではなく音の組み合わせ、メロディーの流れによって変わって聞こえるのではないか?)や『低音が狂ってて気持ち悪い』と言われたもののほとんど狂っていない(むしろ高音部の方が狂っているということも多い)など。

これらもこれも錯聴の一種だと思っています。

そういう場合は、実際に測定器の数値を見ていただいたり、ご納得いただけるまで実際に音程を変化させてみたりしてご意見を頂いたりすることもあります。

他にも『同じ音なのに反復していると違う音に聞こえる現象』など調律作業をしていても『あれ?』と感じることも時々あったりしますので、音の世界も深いと思います。

参照サイト
WIKIPEDIA – 錯聴
錯覚からみた聴覚の「賢さ」
など

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"耳の錯覚" に関する 1 つのコメント

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