ハーディ・ガーディという楽器
機械式のバイオリンというのでしょうか、ハーディ・ガーディ(hurdy gurdy)と呼ばれる楽器を初めて知りました。
弦楽器の一種で、張られた弦の下を通るロジンを塗った木製のホイール(回転板)が弦を擦ることで発音する。ホイールはヴァイオリンの弓と同じような機能を果たしているが、クランク(ハンドル)で操作されており、従ってハーディ・ガーディは一種の機械仕掛けのヴァイオリンということができる。胴はギターやリュートのような形をしたものが多い。旋律は鍵盤を使って演奏されるが、この鍵盤は「タンジェント」と呼ばれる小さな楔形(通常は木製)を押し下げて弦に押し付けることでピッチを調整している。
Wikipediaより
よく分からないけれど、百聞は一見に如かず。
歴史も案外古く、11世紀にはすでに登場していたとのこと。最も古い形態の一つはオルガニストルムと呼ばれ、大型の楽器のため演奏は2名で行われて、ピタゴラス音律で調律されており、修道院や教会での合唱音楽の伴奏楽器として主に使用されていたとのこと。大きな流れで見ると、鍵盤楽器のご先祖さまと言えるかもしれませんね。