前から気になっていたiPhone / iPod touch用、音声解析アプリ『iAnalyzer』。無料版を使っていたのですが、良い感じだったので有料版を買ってみました。このアプリ、必要とする人は少ないでしょうが、なかなか優れものです。

iAnalyzer iAnalyzer(1200円)

メイン画面がこんな感じです。『Mic ON』をタップするとリアルタイムにグラフが表示されます。反応も凄く良い(FFTサイズ4Kの場合)。

我が家のピアノの『A4(440Hz)』を測定してみました。構成倍音がよく解ります(インハーモ、調律カーブ。オクターブが少しずつ広くなっている事がよく解りますね。我が家のピアノの場合A4=440Hzの時、A5が880Hzより約+3Centsのようです)。

中央で視覚に囲まれたボックス内の数字は上位3番目までのピーク周波数が表示されています。設定で0〜3番目まで表示させる事が出来ます。4番目、5番目は白い点で表示されています。またその他もグラフをタッチするとその場所の周波数が表示されます。

一番下は録音機能。iPhoneの容量が許す限り録音出来ます。左右にスライドする事で解析したい部分へ移動する事が出来ます。

セッティング画面です。一番上からFFTサイズ。4K, 8K, 16Kとあります。リアルタイム表示ですと8K, 16Kはレスポンスが悪くなります。録音する時に使用という事でしょう。その下のスライダーは、おそらく入力レベルの調整だと思います(間違っていたらゴメンなさい)。その下のWeightingは、よく解りませんw(参照)。その下のResultで解析グラフをオクターブ、1/3オクターブに切り替える事が出来ます。Octave, 1/3Oct.では棒グラフになります(上の写真はFFTでのグラフ)。一番下のAuto-Peakで前途のピーク周波数表示を設定します。

美しい3D表示で音の流れを立体的に確認する事が出来ます。下の写真はFFT設定時。3D表示ではピーク周波数表示は出来ません。

下はOctave設定時の3D表示。

3Dグラフは2本指でグリグリ動かす事が出来ます。写真は1/3Oct.設定時。

その他、2Dと3Dの同時表示も出来ます(Mix設定)。

どういった用途に使用するかと言うと、調律師の場合、最初に述べた様に調律カーブを研究したり、実践にはハンマー交換時等の整音(ヴォイシング)時の最初の基準音を造る時等に役に立つと思います。なので、欲を言うなら、いろんなピアノの音をサンプリングしたいので、録音したものをファイルとして保存出来たら言う事無いんですけどね。で、2つのグラフを重ねて比較出来れば尚嬉しい。

画面が小さいので見辛いとか、ランドスケープに対応していないとかの不満もありますが、こういった事が携帯電話で、携帯電話でですよ!しかも、たった1200円で出来る事に驚きを隠せない。