お寺で七夕ジャズコンサート
昨日はいつもお世話になっておりますお寺さんへ、7日の七夕(たなばた)の夜に開催されるジャズコンサートの調律へお伺いしました。このお寺では毎年七夕にはコンサートを開かれているようですが、七夕と仏教の関係についてちょっと調べてみました。
『七夕』は『棚幡』とも書くそうで、この『幡』とは仏教祭祀に使われる仏具の事で、文字などが装飾されている長い布のことを言い、幡はお盆の時に精霊棚に安置するものだそうです。それで『棚幡』(ちなみに同じく変換で出てくる『棚機』は『棚機津女(たなばたつめ)』に由来するとのこと)
なるほど『織姫(幡)』と『彦星(浄土)』ということか。
旧暦の七夕の日(今のカレンダーで言う8月初旬)の夕方からお盆の迎え火に備え精霊棚に幡を安置するのが本来的な風習とのこと。
現在でも旧暦の七夕にお祭りを行っている地方があるのも、こういうことなんですね。
参照記事
七夕の由来と風習の意味と仏教の関わり