ピアノ調律師の就業形態
収入の話が出たついでに、ピアノ調律師の就業形態についてお話しします。
現在ピアノ調律師の就業形態は大きく分けて以下の通りです(間違いなどございましたらお知らせください)。
メーカー勤務
ヤマハやカワイなどのピアノメーカー正社員です。国内外にあるメーカー直営店に配属になり、調律業務にあたります。また本社などで開発研究や調律学校の講師などを担当する場合もあります。私も20年勤めましが、良い経験になりました。
楽器店勤務
ヤマハやカワイなどの特約楽器店や海外メーカーのピアノを輸入している正規輸入代理店などへ勤務されている調律師もいます。雇用主はメーカーではなくそれぞれの楽器店となります。また後述の個人経営の調律所やピアノ工房への勤務調律師もいます。
個人事業主
個人で調律事務所やピアノ工房を経営する調律師もいます。小さな工房ながら私も一応ここに入ります。
フリー・その他
どこにも所属せずフリーで調律業務をされている方もいらっしゃいます。また非正規での雇用や、副業として調律活動をされている方もいらっしゃるようです。
将来、ピアノ調律師を目指している方の参考になれば幸いです。