ボールドウィンピアノの修復
ブライドルテープと呼ばれる打弦後にハンマーを引き戻す運動を手助けするパーツが完全に切れてしまっていますので、これを交換します。一番下に見える棒の先が鍵盤のお尻の部分に接続されて、鍵盤を押すとアクションを持ち上げるようにして動きます。 このピアノのブライドルテープはちょっと特殊で、バットからキャッチャーを貫通してワイヤーに接続されているロングタイプ。またジャックストップフェルト(赤色のフェルト)とキャッチャーが一体型になっています。 ちょっとした調整ですら一苦労なドロップアクションの解説は、あちらこちらでされているので割愛させていただきます。興味が有る方は下記リンクをどうぞ。 Google 検索『ドロップアクション ピアノ』 1862年創業のボールドウィンピアノ、2001年に破産申請後、今はギターで有名なギブソン(ギブソン・ギター・コーポレーション Gibson Guitar Corporation )傘下なんですね。主に中国での生産となっているようです。 Baldwin Pianos]]>