インターネットバンキング専用ウィルス対策ソフト「Rapport(ラポート)」
先日のウィルス感染騒動からちょっと弱気になっていますので、三菱東京UFJ銀行が推奨するインターネットバンキング専用のウィルス対策ソフト「Rapport」(IBM提供)を入れてみた。
検出の流れは以下の通り。
ユーザーが銀行のウェブサイトを閲覧している間に、マルウェアに帰属する異常行動を 識別します。この検出プロセスによって、マルウェアの種類(例:Zeus、SpyEye)攻撃の種類:認証情報の盗難、取引の改ざん等のデータが提供されます。検出プロセスの結果受けた銀行は、ユーザーへの問い合わせ及び指示、PinpointのAPIにより提供された取引の企業機密度とリスクスコアに基づき、 アクセスを制限するユーザーによる、機密度の高い操作や取引の実行を阻止することができます。
インストールするとアドレスバーの横にアイコンが表示され、アイコンが緑の時にソフトが作動し、そのウェブサイトとの通信を保護しています。アイコンの色がグレーの時は保護されていません。
アイコンをクリックしてそのサイトとの通信を個別に保護することもできます。
ログインサイトへアクセスしようとすると、次のような警告が出ます。スクリーンショット撮影時にも警告が出ます。
私はウィルス対策に Sophos Anti Virus を使っていますが(悲しいかな無料バージョンでは先日のマルウエアには反応しませんでした)、他のウィルス対応ソフトとの共存も可能のようで、検証済みのソフト一覧も確認することができます。
Macでの動作環境は以下の通り。
対応OS
・Mac OS X Snow-Leopard (10.6) 以降
対応ブラウザ
・Mozilla Firefox 32、33、34
・Safari 5.1、6.0、 6.1、6.2
・Safari 7、7.1
・Safari 8
執筆時点(2014.12.6)Chrome for Mac には対応していません。
詳細は三菱東京UFJ銀行セキュリティ対策にて。
セキュリティ対策|三菱東京UFJ銀行