1814年製、クレメンティのフォルテピアノ
Muzio Clementi (1752–1832) によって制作され、世界で7台だけ現存が確認されているフォルテピアノ(ピアノの前身楽器)で、その内のワイントンアンドリー大学に有る1台を使い、200歳の誕生日を記念して演奏をレコーディングされたようです。 “Clementi Grand: His Works, His Fortepiano” (Navona Records),
1814年製、7フィート8インチ(約2.3m)のフォルテピアノは真鍮の象嵌(ぞうがん)が施され、元の所有者を特定できませんでしたが、とても裕福な人だったに違いないと記事は伝えています。
レコーディングに参加した3人の演奏者(同大学講師)のひとりに Shuko Watanabe さんと言う日本人または日系人の方が含まれているようですね。演奏者曰く「タッチが浅く、ハープシコードの様な音」とのこと。
参照記事
W&L Music Faculty Play Rare Clementi Grand Piano, Record CD