音叉を新調しました。
少し前に442Hzの音叉をコンクリートの上へ派手に落としてしまい傷をつけてしまったので、新しく購入しました。調律師生活30年。音叉は日本音叉(にっぽんおんさ)一筋だったのですが、今回ちょっと浮気して、イギリスの老舗音叉メーカーの Jhon Walker Tuning Fork を購入してみました。値段も安いし 🙂
上が日本音叉(ステンレス製)下が Jhon Walker(スチール製)です。黒っぽく見えますが実際は濃いブルーです。
Jhon Walker の厚みは、日本音叉の約半分。値段も約半分です。
Jhon Walker の良いところ。
1.安い(日音の約半分)
2.軽い
3.音色が良い(音叉に音色ってのもおかしな話ですが、音自体がクリアで非常に良いです。150年の歴史は伊達じゃない)
ダメなところ。
1.音が小さい(日音の力強さ、持続性は異常。さすが Made in Japan)
日音に比べると音が柔らかく小さいですので、お客様の可愛い子供たちが楽しげに会話されている状況や体育の授業中の体育館での音取りだと、ちょっと厳しいかもですね。
音叉にもいろいろと種類が有ります。上の写真のような金属を削り出しタイプやバーをU字型に曲げたものに柄を付けたようなタイプ、断面が円形のタイプや角形タイプ。柄の先端が尖ったタイプや球が付いた様になっているもの、材質もステンレス、スチール、アルミ製などなど。
Amazon
Wittner ウィットナー 音叉 No.922 tuning fork (角形 ケース付) (A=442Hz)