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グランドピアノ ジャックスティックの動画

2013年10月30日 0件のコメント
Piano & Work
修理

グランドピアノのジャックスティックの様子を撮影してみました。スティックとは、湿気による部品の膨張などでアクションや鍵盤の可動部分の動きが悪くなる状態を言います。

ジャックは鍵盤の動きをハンマーへ伝える、言わば演奏者の指先の延長と言っても良い重要な部品です。1音目を発音した後、ジャックは素早く元の位置へ戻り、次の発音に備えてスタンバイしなくてはなりません。

手前のジャックの動きが悪くなっている事がお分かりいただけると思います。この状態ですとキータッチが重くなり、ジャックの戻りが遅いために連続打鍵時の2回目以降の音が鳴りにくくなります。

スティックを起こしているのは、下の写真の矢印の部分です。湿気のためカビが付着しているほど酷い状態でしたので、それらを丁寧に清掃後、回転運動の中心にある金属製のセンターピンを抜き、その周りに貼られている赤色のブッシングクロスをリーマーで削り、適切なサイズの新しいセンターピンを挿入して修理します。

(ちなみにこのアクションは、以前にもご紹介した、カワイ シュワインダー型 サポートタイプ アクションです)

ピアノには88本ジャックが存在しますので、その内の1本がこのような状態にあるという事は、その他のジャックも同じような状態にある、もしくは、なりつつあるとも考えられます。そうなると修理には膨大な時間と費用が必要となってしまいますので、例え弾いていなくても定期的な調律点検は、くれぐれもお忘れなく。

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