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ピアノ用乾燥剤(ゼリータイプ)の液漏れ

2012年9月29日 0件のコメント
Piano & Work
修理

一見液体のように見えますが、ドロッとしたゲル状のため、きれいに取り除く事は非常に手間がかかります。取り除いても染み跡までは完全に消す事は出来ません。また、漏れた液が金属に触れると反応して錆を発生させます。1年以上放置(多くのピアノ用乾燥剤の有効期限は6ヶ月〜1年)されている場合はご注意を。特にグランドピアノで使用されている場合は、響板やアクションに付着してしまうと致命的な事にもなりかねませんのでご注意ください。 ちなみに当工房では液漏れの心配が無いシリカゲルタイプの乾燥剤(防虫剤付き)を使用しています。 注意:ゼリータイプが危険という事では有りません。用法をきちんと守ればシリカゲルよりも強力な吸湿効果、即効性があるという利点が有りますので誤解なさらぬよう。 乾燥剤の話題が出たところで、押入れ用やお菓子の中に入っているような一般的な乾燥剤とピアノ用(楽器用)乾燥剤との違いに付いて簡単に触れておきます。 多くの乾燥剤に使用されるシリカゲルですが、一般用のシリカゲルと違いピアノ用のシリカゲルは『B型シリカゲル』を使用しています。 ピアノの様な密閉されていない空間で使用される『B型シリカゲル』は、周りの湿度に応じて吸湿と放湿を繰り返しながら長期間効果が持続します。この湿度効果によりピアノ内部を50%〜65%の快適な湿度にコントロールします。なので吸った湿度を逃さない押入れ用乾燥剤などでの代用は出来ません。 乾燥剤の処分方法ですが、基本的にどのタイプも不燃ゴミ扱いになります(一部の自治体では、お菓子用などの小さな物に限っては、便宜上、可燃物として収集しているところも有るようです)。またシリカゲルは、数日間、天日干しする事により下駄箱や押し入れなどの小さな空間での除湿剤として再利用できます。猫のトイレ砂に再利用されている方もよく聞きますね。 ]]>

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