CyberTuner – Reyburn Piano Service, Inc. 起動してまず最初にユーザー登録する事で1年間のCyberCloudのサービスを使用する事が出来ます。初年度は無料。2年目以降は有料のサービスで、CyberTunerのフルスケールでの使用。およびネット回線を使ったA=440Hzの自動修正や電話サポート(日本語でのサービスあり)を受ける事が出来ます。支払いはアプリ内課金になります。 調律作業の下準備として各セクションの『A』の音をサンプリングします。アプリが指マークで指定した音を鳴らすと耳マークがクルクルと回ってサンプリングを開始します(A6は上級モードのみ)。サンプリングが完了すると数字が表示され下の段にサンプリング具合が色で表示されます(緑、黄ならOK、赤ならもう一度サンプリング)、サンプリングする事でデータを基に調律曲線(参照リンク:ピアノの440Hzの1オクターブ上が880Hzにならない理由)をCyberTunerが計算してくれます。サンプリングが終わるとカメレオンマークをタップして調律作業開始(サイバーイヤーモード)。 サンプリングデータは自分で測定する場合とは別に5種類のピアノのデータが登録されています。50セント以上低下している場合や何らかの理由で測定困難な場合はそのピアノに近いピアノを登録データから選ぶように促されます。また、自分で測定したデータはiTunesを介してiPadやPC版と共有することができます。 調律モードは大きく分けてFine TuneとSmart Tuneの2つになります。ピッチの変更や低下調律はSmart Tuneを使用します。 下の画面はSmart Tuneでの様子。見越し分、中央の黒いサークル部分が上目にオフセットされていることが見て取れます。くるくると回転するスピナー(オレンジのサークル)が黒いサークルへ重なるように調整します。下の画面では、ちょうどオレンジのサークルが重なっていますのピッタリ合っている状態です。スピナーは1秒間に1回転で2セントの狂いに設定されていますが0.4セント〜20セントまで調整可能です。またSmart TuneではA4からでは無く、A0からの調律になりますので慣れるまで違和感ありまくりです。 測定音の切り替えは、サークルの左右それぞれタップで上行下降半音階、スワイプでオクターブの移動になります。またノートスイッチャーボタン(上の画像の左端のボタン)で自動と手動に切り替えが可能です(見えているのはロック(手動)状態)。 実際にSmart Tuneを使ってみての感想ですが、5〜20セント低下しているようなピアノで使用すると後の精密調律が大分楽になる感じです。極端に言うと予備調律時に音を聞く必要がなく、ただ画面を見て合わせるだけでもいいので、負担が軽減されて精密調律時の集中力も増すのではないでしょうか。おそらく30セント低下でも予備調律1回、精密調律1回でほぼ完璧に仕上がるのではないでしょうか。 続いて精密調律のFine Tuneモード。Smart Tuneと違い黒いサークルは中央部分に固定。スタートはA4からになります。

A4が「調律[Tune]ボックス」では0¢になっていないのはなぜでしょうか? 実際には、A4は常にその基 音(第1部分音)において正確に440Hzまたは0.00¢になるように計算されます。サイバーイヤーは、 A4では通常第1部分音ではなく第2部分音を聴いていますが、これは中音域の調律には第2部分音が最も適しているからです(聴覚調律においても同じです)。インハーモニシティにより、第2部分音は第1部 分音の周波数の2倍よりもわずかに高くなるので、ほとんどのピアノでは、A4における調律ボックスのセン ト値は第2部分音で1.5から2.5¢の間になります。この第2部分音のピッチは、A4の第1部分音(基音)が 0¢つまり440Hzに正確に調律されるように、それぞれのピアノのサンプルから慎重に計算されたもので す。インハーモニシティは一つひとつのピアノで、とりわけメーカーやモデルが違えば異なるので,A4の値 も異なるのです。(日本語マニュアルより)
ピッタリ合うとスピナーがフラッシュします。耳マークをタップすることで測定値の修正ができ、データとしてSaveすることができます。 以上が基本的な使い方ですが、その他にもカスタマイズ機能が整っています。ピアノの種類にもよりますが、買ったままの設定では、100%チューナー頼りで精密調律して、割り振り、オクターブ共におよそ70点〜せいぜい80点位の出来でしょうか、精度を上げるには細かい設定や各自データの蓄積が必要です。そしてそれらプラス耳による調律を併用することにより、より精度が増していくでしょう。何よりも、どんな状況でもある程度安定したサービスが提供できる安心感も大きいですね。 また、現バージョン(4.0.1)ではグラフ機能などは実装されていませんが、近いうちのアップデートにて実装されるとのことです。これらが実装されればまた違った使い方もできることになるでしょう。 以下、各スクリーンショットを貼っておきますので参考にしてください。 追伸 iPhoneでは画面が小さく、ロウガンズには辛いですがiPadでは大きすぎるので、もうすぐ出るかもしれないiPad miniが丁度いい大きさかもしれませんね。 CyberTuner – Reyburn Piano Service, Inc.]]>