映画『ピアノマニア』
完璧な音を徹底追求、ピアノ調律師の丹念な仕事ぶりを追った記録映画『ピアノマニア』
う〜ん、これは観たいぞ
ピアノの調律師に光をあてるドキュメンタリー映画『ピアノマニア』が、2012年1月21日から東京・シネマート新宿ほか全国で順次公開される。関西はシネマアート心斎橋のようだ。
同作は、ピアノの老舗メーカーSteinway & Sons社を代表するドイツ人調律師、シュテファン・クニュップファーの仕事ぶりを追ったもの。
J.S.バッハ“フーガの技法”の録音を1年後に控えたフランスのピアニスト、ピエール=ロラン・エマールと、演奏に使用される名器の調律を任されたシュテファンによる、微妙な響きにまで及ぶ2人の「ピアノマニア」同士の濃密なやりとりが、丹念かつスリリングに描き出される。