3rdシングル『危い土曜日』は過去2曲の可愛く大人しいアイドル路線から一転、スリリングでエキサイティングな曲となった。

作詞:安井かずみ 作曲:森田公一 編曲:竜崎孝路
1974年4月21日発売(46位)

私がキャンディーズファンになった決定的な曲。バリトンサックスが印象的なイントロ、リズミカルなコンガ、激しい動きのベースラインと、ジャズファンや洋楽マニアをも唸らせる仕上がりで、今でもファンの間では名曲中の名曲ですが、従来の歌謡曲ファンや可愛いキャンディーズを愛する層には受け入れられなかったようで、私の応援にも関わらずヒットどころかシングル3曲中最低の46位という結果でした。

良く聴くとコーラスパートもとても複雑で、メインボーカルは従来通りスーちゃんですが、従来ミドルレンジ担当のランちゃんがボトムレンジを担当、従来ボトムレンジ担当のミキちゃんがハイトーン担当でサビの部分ではメインボーカルのスーちゃんと入れ替わり主旋律を歌うという構成になって、キャンディーズのコーラスレベルの高さを満喫する事が出来ます。

上の映像でお聴きいただけたら解るのですが、この曲の人気が高いのには1975年にバックバンドとしてMMP(後にスペクトラムへ発展)が採用された事が大きいような気がしますね。派手なブラスセクションやクラビネットの採用など、ライブで映える演奏は今聞いても十分エキサイティングでカッコいい!ライブで聞いてみたかった。

奇しくも『危い土曜日』発売日がスーちゃんの命日となってしまいました。改めて故人のご冥福を祈り、いつまでも忘れないように此処に記しておきます。