ピアノを弾いていると、鍵盤からカタカタと音が鳴る場合があります。そんな時の原因の一つとしてフロントブッシングクロスの摩耗が考えられます。

写真(ちょっとピンぼけですが)の赤いフェルトがフロントブッシングクロスで矢印の部分が摩耗しているのが見て取れます。フェルトが薄くなり下の木材部分が露出してしまい、フロントピンと呼ばれる金属製のガイドピンと接触して雑音が発生します。

鍵盤を押し下げた状態で左右に振ってみて(揺らしてみて)カタカタという音(木材に当たるような音)が大きいようでしたら修理が必要かもしれません。

余談ですが、鍵盤の左右の振れ幅(あそび)は左右合わせて0.5mm程(左右それぞれ0.25mm程。上記の様に左右に振った時に指先にコツコツと感じる程度)が適切だとされています。1mm近くあったり(フェルトの摩耗)、逆に全く余裕が無い場合(湿気による膨張)は担当調律師に調整を依頼してください。