ピアノのピッチ(基準の音)
先日のお客様はバイオリンのレッスンをされていてピッチ(基準のラの音)を442Hzに設定してほしいとの事。
国際基準で『ラ』の音は440Hzになっていますので442Hzは少し高めという事になります。とはいえオーケストラによっては445Hzに設定しているところも有ったりしますので、どの高さが正しいという訳では有りません。モーツアルトやベートーベンの頃は今よりもっと低い設定でした。また、ピッチを変えるという事はピアノ線の張力が変わるという事なので音色に影響が出ます。色々試してみるのも面白いと思いますよ。ちなみに私の場合、特にご指定が無い限り一般のご家庭では440Hzにしています。