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マフラーフェルト交換修理

2011年1月15日 2件のコメント
Piano & Work
修理 調律日記

アップライトピアノの真ん中のペダルは通常マフラーペダル(一部機器でソステヌートペダル)と呼ばれ夜間の練習時に音を小さくする為使用するのですが、先日お伺いしたお客様から、所々効かない音があるとの事、覗いてみるとこの様になっていました。

この写真が、お客様宅のマフラーフェルト。所々、ハンマーが接触する部分が摩耗して穴が開いています。これでは弱音効果は得られません。

マフラーの構造は、ペダルを踏むとピアノ線(弦)とハンマーの間にフェルトが降りてきて、ハンマーはそのフェルトの上からピアノ線を叩く事になり弱音効果を得ています。

で、いきなり完成画面。

ずっとマフラーペダル使っていたらピアノが傷みますか?と良く訊かれますが、傷むのはピアノ本体ではなくマフラーフェルトだけで、交換も簡単に出来ますので、どんどん練習してください。ただ、あまり夜中ですと、弱音ペダルといえどもご近所迷惑になる事もありますので、出来るだけ迷惑にならない時間を考えて練習してくださいね。また、マフラーペダルを使用すると強弱の感覚がつかみにくくなりますので、なるべくなら使用しないで練習がベストです。その場合は、より一層時間帯に気を使ってくださいね。

余談ですが、マフラーフェルトは写真のようにセクションごと(音域ごと)に分割されているのですが、音のバランスを考えて、それぞれ厚みを変えています。何でも良いと言う訳では無いんですね。

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“マフラーフェルト交換修理” に関する コメント2

  1. 澤登 巌 says:
    2020年6月15日 at 10:49 AM
    返信

    御社ではマフラーフェルト単品の販売を実施しておられるでしょうか?
    寸法は幅90,長さ高音480、中音420,低音430(単位mm)以上であれば使用可能です。
    販売していただける場合は価格と購入方法を教えてください

    1. Piano says:
      2020年6月15日 at 7:54 PM
      返信

      お問い合わせありがとうございます。ご希望ならば販売させていたくことは可能でが、いくつか注意点もあります。
      確認したいのは3分割(低音、中音、高音)タイプと4分割(低音、中音、次高音、高音)タイプがあるのですが、3分割タイプなのでしょうか。それと汎用品の場合、長さは大丈夫なのですが、幅が80ミリになります。国産のピアノならほとんどのピアノは80ミリで大丈夫なのですが、一部の機種では取り付けできないものもあります。
      その場合は、お近くの楽器店や調律師に問い合わせてみるほうが無難だと思います。

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