二人のラブトレイン ~キャンディーズ・トリビュート
5thアルバム『その気にさせないで』(1975年10月1日発売)より、B面1曲目。ミキちゃんのソロで、作詞もミキちゃんが担当(ペンネーム藤美樹)。シンガーソングライター藤村美樹が動き始めます。
作詞:藤村美樹(補作詞:竜真知子) 作曲:宮本光雄
後に3人それぞれが自作した曲でアルバムを作るほどになるキャンディーズ。ミキちゃんに至っては自身のソロアルバムで錚々たるプロ作曲家の面々と肩を並べるような作品を送り出すほどに成長するのですが、この頃はまだ作詞のみで竜真知子さんのアドバイスを受けながらなんですね。
自作曲で売り込むフォーク界は別にして、レコード会社やプロダクションがお抱えの作詞家や作曲家を持っていた時代に、20歳にも満たないアイドルが自ら曲を作るなんて事は当時珍しい事だったのかもしれません。で、この流れは後の河合奈保子や森高千里などへ引き継がれて行ったというのは考え過ぎか。
(資料のUP主様へこの場を借りてお礼申し上げます)