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Q.調律の作業時間ってどれくらい?

2021年2月16日 0件のコメント
Piano & Work
ピアノ豆知識

お客様によく聞かれますが、結論から言うとピアノの種類、状態、作業内容によって変わります。

『うちは半日かけてやってくれる』と言うお客様も居ますが、基本的に作業時間が長いほど料金も上がりますし、長いほど優れた調律師と言うわけではありません。

毎年調律を欠かさずやっている場合で基本作業(調律と基本的な整調、整音)の場合、アップライトピアノで1時間30分〜2時間くらい、グランドピアノで2時間〜3時間くらいでしょうか。午前中なら9時か10時にお伺いして、お客様と会話などを入れてもお昼までに終了パターンです。知らない人に長居されるのも嫌ですよね。

プラス、調律年数空きのピアノや、お客様のご希望により音色の調整やタッチの調整、フルメンテナンスを希望されれば、作業時間も長くなりますし、その場合は別途料金が必要となります。現在多くの調律師はこのスタイルで営業していると思います。前途の『半日かけて』とはこのことを言っているような気がします。

一部高級ブランドピアノやプロピアニストなど丸1日のフルメンテを毎回する場合もありますが、当然料金も高額になります。

ちなみに、国家資格調律技能検定での調律試験時間はアップライトもグランドも1時間30分80分です。

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