Q. 調律師になるには絶対音感が必要?
A. 調律作業に絶対音感は必要ありません。男女の差もありません。ちなみにピアノが弾けなくてもなんとかなりますよ。
調律学校入学試験に簡単な聴音テスト(相対音感)がある場合があります。あとは楽典などの基本的な音楽知識が必要です。
『調律師になるにはどうしたら良いのですか』は時々訪ねられるのですが、映画やテレビ、小説などで取り上げられることが多かった影響か。今年は特に多いような気がします。
ただ一つだけお伝えしたいことがあります。よく『営業職は苦手なので技術職を』とおっしゃられる方もいらっしゃいますが、調律師の場合は営業活動も必要だということを。
お客様宅へお邪魔しての作業なので接客マナーは勿論、顧客確保やピアノ販売、買取などの仕事も調律師の活動には含まれます。当然ノルマもあることもお忘れなく。決して優雅で綺麗な仕事ではありませんよ 😛