人工内耳の青年がミュージシャンを目指す
聴覚障害を持つ15歳の青年カムデン・ムーア(Camden Moore)君がミュージシャンを目指し、懸命にピアノに向かっているというアメリカからのニュース。
カムデン君は2歳で聴力を失い始め、4歳までにすべての聴力を失い、人工内耳を装着しました。彼の母は音楽大学出身で、彼に難聴があると聞かされた時に非常に悲しみましたが、今ではそれは間違いであったと語っています。
8歳から彼を見ているピアノの先生は『人工内耳はユニークであるが、それを教えている間に問題を引き起こさなかった。むしろ大きな問題は、じっと座っていられなかったこと』と笑いながら語ります。
人工内耳を装着後、彼は『全く新しい世界が私に開かれたが、私の耳はまだ正確に訓練されていなかったので、すべてがロボットのように聞こえました。すべてがぼやけて聞こえただけで、あまりはっきりしていませんでした』
彼の祖母は『音を正しく区別するためにピアノを学ぶべきだ』と決め『ピアノは間違いなく私を助けました』とカムデン君は言います。
彼は自分を障がい者とは見なしていないと言います。テクノロジーに感謝し『人工内耳はいつでも好きな時に音を消すことができるので、特に兄弟と議論しているときは本当にいいことです』と語りました。
参照記事
Being deaf is no obstacle for Akron teen who plays piano