ピアノの島のピアノ博物館
ピアノの島と呼ばれる中国福建省南東部、厦門(アモイ)鼓浪嶼(コロンス島)にピアノ博物館なるものがあるらしい。
コロンス島 (トリップアドバイザー提供)
アモイは1903年のアヘン戦争による南京条約によって、列強13国の共同租界地となり、当時は上海などに並ぶ貿易都市として栄え、近くになるコロンス島には裕福層が住んでいたそうで、その時代の名残の欧風建築が数多く残されていて、ユネスコの世界遺産にも登録され、車やオートバイの使用は認められず、島での移動には無料で利用できる観光用の電動車を使用するようです。
西洋音楽も早くから流入し、多くの音楽家を生み出し、4000世帯ほどが住むコロンス島はピアノの普及率世界一の『ピアノの島』として知られる存在に。
島内にある厦門鼓浪嶼ピアノ博物館はコロンス島出身の音楽家『胡友義』が個人で収集したピアノを寄贈して創設されたもので、多くの観光客が訪れているそうです。
参照記事
Kulangsu: Scaling China’s ‘Piano Island’
Travel.jp : 厦門鼓浪嶼ピアノ博物館 (厦門鼓浪嶼鋼琴博物館)