年下の男の子 ~キャンディーズ・トリビュート
シングル第5弾『年下の男の子』は初のベスト10入り(9位)の大ヒットとなり、キャンディーズを一躍トップアイドルの座へ押し上げることになった事は皆様ご周知の通り。そしてこの曲からメインボーカルがランちゃんになりセンターをつとめる事になったのもご存知の通りです。
当初はB面の『私だけの悲しみ』がA面の予定でしたが、現場からの要望により急遽変更されたとの事。結果、最年少のスーちゃんの可愛らしい妹的イメージから最年長のランちゃんのお姉さん的イメージへの転換が大ヒットへ繋がったのだと言えるでしょう。文字通り年下の私を含め当時の男共はランちゃんに『あいつ』呼ばわりされて、さぞ幸せだった事でしょう。
またこの曲で、NHK『紅白歌合戦』へも初出場。アシスタントとしてやスクールメイツの一員としてNHKに出演していた時から3年、デビューして2年目の事でした。聞くところによると、この曲が駄目だったら。。。という話もあったとか無かったとか。
作詞:千家和也 作曲:穂口雄右
1975年2月21日発売(9位)
『年下の男の子』が初めてファンの前で披露された時の貴重な音源が残っているようです。
メインがランちゃんへ変わった事で当時の一部ファンの間で戸惑いがあった事は容易に想像できますが、私はというと『あぁ、順番なんだな』と思っていましたので、当然次は美樹ちゃんだなと思っていました。開けてみると解散間際の『わな』まで実現しなかった訳ですけどw まぁ、後々アルバムを聴いてみると、それぞれメインで歌っていますし、美樹ちゃんなんかは他の2人より多いくらいの感じなのでコアなファンは案外気にしていなかったかもしれませんね。
資料のUP主様へこの場を借りてお礼申し上げます。